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『ヒューゴの不思議な発明(Hugo)』(2011)・・・出演:ベン・キングズレー、エイサ・バターフィールド

番組表を見ながら、アカデミー賞、マーティン・スコセッシ、ジュード・ロウの文字を拾い読みして予約しただけだったので、どんな映画かまったく知らずに見始めたら・・・ビックリ!

パリの駅で、時計のメンテナンスをしている少年ヒューゴは、ある日、おもちゃ屋のおじいさんに、盗みを働いたとの疑いをかけられ、大事なノートを奪われてしまう。そこには、父の形見である、壊れたからくり時計の構造が記されているので、彼は必死になって取り戻そうとするが・・・。

ジュード・ロウはヒューゴのお父さん役で、ちょっとしか出てませんでした(笑)。しかも相変わらず、パリが舞台だというのに、みんな英語をしゃべってるから、アメリカ映画はもう~、なんて思っていたのですが、その中に登場する一枚の絵に釘付けに!・・・それは、『月世界旅行』のワンシーンではありませんか!!!

話はそれますが、『月世界旅行』は、ワタクシが初めてのスクーリングのときに「文学」の講義中に見た映画です。世界最初のSF映画とも呼ばれ、ジュール・ヴェルヌと、H・G・ウェルズの小説をモチーフにしているのですが、かなりコミカルなのが特徴です。それを見ながら、どうして西洋人は、月に顔を描く(擬人化する)のかな?月を題材に卒論を書いてみると面白いかも!なんて思い始めたんですよね。

ちなみに、講義の時に見たのは白黒映画だったのですが、今年になって、WOWOWさんで、初めてカラー版を見ました!だって1902年の映画ですよ!カラー版なんてあるんだ~!と、大興奮!!!

というワタクシにはとても思い入れのある作品が、まさかこんな形で登場するなんて!!!という、思いがけない出逢いに一気に映画に引き込まれました。ちょっとネタバレになりますが、要は、映画『月世界旅行』の監督が登場するわけですよ。それで、監督の生い立ちや、その映画の舞台裏などが見られて、なるほど、そういうことか~!と、理解が深まりました・・・ありがたや☆

もなんですけど、なかなかスリリングな展開で、なおかつ、時計のメンテナンスをしている少年の言葉がなかなか奥深くて、考えさせられる場面もあって、夢中になって見てしまいましたね。・・・エンドクレジットを見るまで、マーティン・スコセッシ監督の映画だということはすっかり忘れていました。こういう映画も作れる人なんですね☆

ということで、評価は☆☆☆☆☆5つ!子ども向けの映画かと思いきや、なかなか奥深くて、楽しませてもらいました。・・・でもホント、昔は子どもの扱いがひどかったのね(汗)。ヨーロッパでは、子どもは、小さな大人として扱われていて、「子ども」という概念はなかった、と読んだ記憶があります。今の子どもたちは幸せですね。・・・逞しくなれよ~。
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2013.12.31 / Top↑